プログラム概要

センター名: 臨床研究推進フィールドネットワークセンター
「Life」=「いのち」をテーマに、臨床研究を通して新しい医療技術を提案、「個人の健康づくり」を推進する。

プログラム下で実施する具体的プログラム

⑴審査等体制統合プロジェクト

・プロジェクトリーダー

塚田敬義(岐大医・医学系倫理・社会医学)

・プロジェクト内容

2大学病院にある臨床研究審査等体制の統合を目指します。

⑵個人の健康づくりプロジェクト

⑵-1  診断初期の2型糖尿病患者におけるフラッシュグルコースモニタリングシステム(FMG)に基づいた生活指導による糖代謝改善についての検討

・プロジェクトリーダー

 有馬 寛(名大医・糖尿病・内分泌内科)

 矢部大介(岐大医・糖尿病代謝内科)

・プロジェクト内容

2型糖尿病の診断初期の患者を対象に、FGMに基づいた食事療法・運動療法により

経口血糖降下薬の投与開始を回避ないし遅延させることができるかどうかを検討します。

⑵-2  機械学習による重症低ナトリウム血症の治療予測システムの構築

・プロジェクトリーダー

 有馬 寛(名大医・糖尿病・内分泌内科)

 矢部大介(岐大医・糖尿病代謝内科)

・プロジェクト内容

浸透圧性脱髄症候群(ODS)の予防に注目した安全な低ナトリウム血症の治療を行うための血清ナトリウム濃度(s-Na)の予測モデルを機械学習により構築し,同システムの社会実装を目指します。

<先行研究の成果>

⑵-3  プレフレイル~フレイルを合併した高齢者ならびに慢性腎臓病患者を対象としたADL改善と健康寿命延伸を目的とする仮想空間での運動教室

・プロジェクトリーダー

 丸山彰一(名大医・腎臓内科)

・プロジェクト内容

春日井市高蔵寺地区のプレフレイル、フレイルの高齢者とCKD患者を対象に、スマホやタブレット端末を用いて仮想空間での運動教室に参加し、自宅で運動・リハビリに取り組んでいただくことで、ADLの維持・改善を目指します。